2017年10月03日

週イチしりとりコラム 第657回 "か"→「彼らのその後」→"ご" 藤田きょう子

ボズアトールのメンバーが、タイトルで"しりとり"をしながら、

リレーでコラムを書いていく 「週イチしりとりコラム」。

今回は「か」から始まるタイトルで藤田きょう子が筆を執ります。


彼らのその後』

  スポーツを観るのはなんでも面白いと感じる私だけれど、

中でも野球、ゴルフ、陸上は会場に足を運び その場で味わいたい。

先日陸上の全日本実業団に赴いた時、ある光景に驚いた。

世界陸上でも4×100Rでメダル獲得に貢献したミズノの飯塚選手が表彰式で手を振って声援に

応えていたが、その相手は若い、また若いかもしれない女子達ばかり。

とにかく女子人気が高く写真や声援に長い間応えていた。

ズバリ飯塚ガールズ!今や9秒台に突入した日本短距離界のスター選手達は、

芸能人並みにこうやって日々追い回されているのかもしれない。レースだけでなく、

こういった生の事情をのぞき見る事も会場に赴いたゆえ。面白いのだ。

その一週間後、今度は住友電工陸上フェスタに足を運んだ。

午前は陸上教室、午後は日本記録挑戦会という通常あまりない種目で

エリートアスリートがレースを行い、いい記録が出ると即日本記録になるという楽しい大会なのだ。

午前中の陸上教室では、今や住電陸上部の一番の飛び道具にして宝の渡辺康幸監督と、

その愛弟子にしてオリンピアンの竹澤健介氏が、

一般のランナー達に指導してくれるという贅沢な内容。

その様子を見ていた。

昨年引退したばかりの竹澤氏は、ファンランコースの幼児やその親の指導で、

お遊戯のような基礎トレーニングを一人一人丁寧かつ愛情を込めて指導していた。

ハンサムな彼にただ話しかけたいだけのようなママさん達にも誠実に答え、

拍手してできを褒めていた。

 一方渡辺監督は、拡声器を手に、1キロ3分で走るようなシリアスランナー達に

400メートルのトラックフィールドを忙しく行き来しては、

タイムを叫び檄を飛ばす。さながら住電陸上部に入部したかのような熱い指導ぶりに、

一般のランナー達はいたく感激していた。

これまで、またこれからもお世話になる陸上界への恩返しといえば簡単なのだろうが、

誰にでもできることではないだろう。

彼らは陸上が心底好きなのだと思った。生まれつきの才能に加え、厳しく辛く、

退屈な練習やトレーニングをやり続ける努力という才能も手にした彼らの現役生活は、

決して長くはなかった。2人とも故障に泣いて、目指す記録や結果を前に引退したのだ。

それでも教えることはできる。陸上が好きな人にもっと心地よく走るすべを教え、

故障しないようなトレーニング法を伝授する。

そんな好きだからできる想いが陸上ファンを増やし、

五輪や世界大会の場で選手のそれまでの努力を知ったファンの声援へとつながるのだろう。

箱根駅伝のハンサムスター2人のその後は、相変わらず陸上への愛に溢れ、

これからの陸上界を引っ張っていく意欲に満ちていた。








次回は、「ご」から始まるタイトルで、大石英子が筆を執ります。お楽しみに!



火曜日更新の 「週イチしりとりコラム」。
posted by VOZATOR at 12:21| 週イチしりとりコラム

2017年09月26日

週イチしりとりコラム 第656回 "し"→「心霊現象?!・・・まさか。」→"か" 大西みのり

ボズアトールのメンバーが、タイトルで"しりとり"をしながら、

リレーでコラムを書いていく 「週イチしりとりコラム」。

今回は「し」から始まるタイトルで大西みのりが筆を執ります。



心霊現象?!・・・まさか。



昨晩の事。

夜中の二時過ぎ、ふと目が覚めた。

私が起きると同時に、隣に寝ていた息子もガバッと起き上がった。

目をかっと見開き、斜め上の天井の辺りを指さしている。

「あの人、あの人!お母さん、あの人!」

私は、とても怖がりです。

小学校の時は、「あなたの知らない世界」という怖い話の再現ドラマが大好きでした。

あまりに怖い話を見聞きしすぎ、今では、全くダメ。

「なに??何にもないよ!!!お母さん、トイレ行ってくる!!!!!」と逃げた私。

トイレから戻ると、息子は寝ていた。

その後、私は怖くて怖くて、しばらく眠れなかった。

朝。

「で、あの人、あの人!!って指さしてたけど、あの人って誰やねん?」と息子に聞くと、

「知らん」

迷惑な夢を見ないで欲しい。寝不足です。




次回は、「か」から始まるタイトルで、藤田きょう子が筆を執ります。お楽しみに!



火曜日更新の 「週イチしりとりコラム」。
posted by VOZATOR at 11:05| 週イチしりとりコラム

2017年09月19日

週イチしりとりコラム 第656回 "も"→「もしもし・・・。」→"し" 嶺村明香

ボズアトールのメンバーが、タイトルで"しりとり"をしながら、

リレーでコラムを書いていく 「週イチしりとりコラム」。

今回は「も」から始まるタイトルで嶺村明香が筆を執ります。



「もしもし…。」



幼稚園?小学2年生までの間、両親が共働きで、私は鍵っ子生活を送っていました。

とても寂しく心細かったのですが、4歳下の弟の面倒を見ないといけないという、
幼いながらの使命感と、独りじゃないという安心感で、
何とか過ごしていたように思います。

時々、私を気にかけて母が電話してきてくれました。
「鍵閉めた?」「ご飯食べた?」など、
短い内容だったと思いますが、電話に出るのが楽しみだった事を覚えています。


ある夜の事。
台風が迫ってきていたのか、風と雨で窓がガタガタ音を立てて…
とても怖い思いをしていました。

弟に話しかけてもグッスリ眠っていて、
ただ怖くて何処かに逃げ出したくなった時、電話が鳴りました。



あ!お母さんだ!


そう思い、すぐに電話に出ました。



「もしもし、お母さん?」

応答がありません。

「もしもし…?」


相手は、お母さんではありませんでした。

「もしもし、お婆ちゃんやけど」
「今近くまで来てるんだけど、
ちょっと下まで迎えに来てくれない?」

そんな内容の事を言っていました。


私は少し考えましたが、
お婆ちゃんには一度も会ったことがありませんし、
何となく怖かったので行きませんでした。


後日、母から聞いたのですが、
祖母は、私が産まれる前に亡くなっていたそうです。


あの時の、電話の主は、
亡くなったお婆ちゃんだったのか…
それとも変質者だったのか…
何なのか…


もし、あの時家を出ていたらと思うと、
少しゾッとします。


あの電話は、一体何だったのでしょうか…。



次回は、「し」から始まるタイトルで、大西みのりが筆を執ります。お楽しみに!



火曜日更新の 「週イチしりとりコラム」。

posted by VOZATOR at 14:44| 週イチしりとりコラム